働きかた

英語力に自信がなくても外資系に転職はできる?

英語力に自信がなくても外資系に転職できる?

突然ですが、私の英語力はすごくビミョーです。たどたどしく何とか会話になるレベルといった感じです。

そんな私ですが前職では外資系の会社で、「会議は半分以上英語」「同僚との会話も基本的に英語」というような環境で働いていました。

また、カナダワーホリにも、TOEIC600点ぐらいで、英語が全然話せない状態で行きました。そこでも、学校などには通わず、渡航して3ヶ月目から現地企業に就職してオフィスで働いていました。

今回は体当たりで何とかなってきた私の外資系転職の方法をご紹介したいと思います。

この記事を読んでほしい人
  • 外資系で働くことにちょっと興味がある
  • 外資系で働くには、実際にどれぐらいの英語力が必要か知りたい
  • 外資系に転職するには、相当な英語力がないと無理だと思っている

私が外資系就職のために実際にやったこと

私が外資系や外国企業で転職活動をするときに実際にやっていたことをご紹介します。

ちなみに、外資系といっても会社や職種によって、英語の使用頻度や使用範囲は異なります。

今回は「会議など日常業務で英語を使うポジション」での転職についての話になります。

正直、英語の読み書きだけを求められるポジションであれば、基本的に入社してしまえば何とかなると思っています笑
(今はGoogle翻訳などもあるので)

外資系に入るために必要なこと

  • TOEICは関係ない。まずは面接で想定される英会話をひたすら練習
  • 外資の人材エージェントに2、3社登録する

こんな感じです。

それぞれについてこの後説明していきますね。

TOEICは関係ない

「外資系に転職するには、少なくともTOEIC○○点以上必要」といった話、どこかで聞いたことありますよね?

私は外資系を何社か受けましたが、どの会社からもTOEICのスコアを聞かれたことはなかったです。履歴書にもTOEICのスコアは載せていませんでした。

その代わり、英語を業務で使うポジションは面接が英語になったりしました。

TOEICの勉強も役には立つとは思います。

ただ個人的には、「外資系へ転職する」という目的だけに絞るのであれば、オンライン英会話などで「ひたすら英語面接の練習をする」ほうが入社への近道になると思います。

外資の人材エージェントを利用する

外資系に転職したい場合、必ず「外資系の人材エージェント」に登録することをオススメします。

理由は2つです。

  • 外資系の求人案件の取り扱いが豊富 (言わずもがな)
  • エージェントも外国籍の方がほとんどで、話すだけで英語の練習になる

リクルートエージェントやパソナなどの日系の人材紹介会社でも外資系企業の案件を取り扱っていることもありますが、案件として圧倒的に多いのは外資のエージェントです。

ちなみに私が実際に利用していたエージェントはこの2社です。

Robert Walters
とにかく案件数が多い。
エージェントの質はかなりバラバラだが、案件の多さでとりあえず登録した方がいい。

Michael Page
案件数もそこそこで、エージェントの対応も無難な感じでした。

外資の人材エージェントは他にもたくさんありますが、エージェント側は完全に属人的な体制なので、個人との相性になってきます。

あと、日系エージェントと比較すると相対的にサービスの質は粗いです笑
さらに、登録したら最後、電話攻撃がすごいです笑

私は無料で英会話のレッスンをしていると割り切って、けっこう電話に出ていました笑
実際にエージェントと会話するだけでも面接の練習にもなるので、オススメです。

ちなみに外資系エージェントに登録するためには、事前に英語のレジュメ(職務経歴書)を準備する必要があります。

これに関しては、私はオンライン英会話を利用していたので、ビジネス経験のある先生にレジュメを添削してもらったりしていました。

付け焼き刃な英語力で面接を通過しても、入社したあとに困らない?

実際の英語力はビミョーでしたが、上記のようなやり方で無事に英語面接を通過し、カナダ就職や日本での外資系就職をしてきました。

ここで気になるのが、

「実際そんな付け焼き刃な英語力で入ったら、苦労しそうじゃない?」

ではないでしょうか笑?

結論から言うと、困るときもあります。でも、何とかなります。

特にカナダで就職したときは、コミュニケーションすらも取れるかあやしく、かつ人見知りな性格もあり、最初は同僚からバカにされたりと、悔しく、悲しい思いをしました・・・。

でもそんな中でも、最後の方は仲の良い同僚もできて楽しくやっていたので、仕事さえ頑張って覚えてこなしていけば、何とかなるんだと思います。

日本の外資系企業でも、帰国子女や海外大学卒が多い中で、私の英語は底辺に近かったですが、英語を「仕事の目的を達成するためのツール」として考えて、伝わればいいやぐらいの気持ちで割り切っていました。

私以上につたない英語で話す同僚もいましたし、その同僚の上司が外国人だったりもしましたが、みんな何とかこなしていたので、入ってしまえば何とかなるんだと思います笑

外資系就職は、実際に英語を使って仕事をしながら、英語力を高めていけるという一石二鳥なので、合う人にはとてもオススメできます。

もし転職を検討していて、外資系が少しでも気になる方は、まずは気楽な気持ちでエージェント登録だけでもやってみてはいかがでしょうか?

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ミユ
ミユ
基本的に感覚で生きている、思いつきで動く人。 会社員から独立したばかりの、フリーランスのWEBマーケター、ディレクターで2児のママ。